我が家では食器洗浄器を導入しました。

うちの母親なんかは古臭い人間なので「食洗機なんて使っても汚れが落ちない」と言って否定的ですが、使ってみれば落ちない汚れはないんじゃないかと思うほど油汚れも落ちます。しかも、事前に水ですすいだりこすったりしなくても。

ちなみに我が家で買ったのはこの商品。

パナソニック製の最上位モデルからは2ランク落ちたものですが、正直この手の家電製品って技術的にはすでに上限に達しているように思えて、最上位モデルにはナノイー洗浄とか効果があるのかないのかわからないようなものが追加でついているだけなので、迷わず3万円以上やすい2ランク下のものを買いました。

もちろん、こちらでばっちし汚れが落ちます。

分岐水栓の取り付け

と、ここまでは前座の話なんですが、食洗機をつけるにはキッチンの蛇口(水栓)に分岐水栓というものをつける必要があるんです。

通常こういう水栓が付いていると思うんですが、

通常の水栓

この水栓に分岐水栓を取り付けるとこうなります。

分岐水栓

ような、食洗機に給水するための水栓を作るってことですね。

これを取り付ける作業自体はとても簡単です。

分岐水栓はamazonでも売っているのでそれを買えばよく、あとは説明書通りに行うだけです。

我が家の蛇口にはこれが合いましたが、どの分岐水栓が合うかどうかは、事前に調べてから購入してくださいね。

この作業、かなり簡単なんですが業者に頼むと2万円くらい取られます。分岐水栓の購入費は別途かかります。

なので、30分くらい時間を取れる人なら必ず自分でやるべきです。

通常のモーターレンチではビクともしないカバーナット

この作業で唯一の問題点は、カバーナットを外す段階です。

このカバーナット、固着がひどくなければモーターレンチで簡単に外れるんでしょうが、我が家のものは固着が酷すぎて30分格闘してもびくともしませんでした。

コーナーレンチを使えば一発!

そこで、使う工具を変更して行いました。

コーナーレンチというものです。

形状はモーターレンチと似てるんですが、大きさが違うのと、挟むところがギザギザになっています。

モーターレンチでは30分やってもビクともしなかったカバーナットが、コーナーレンチを使ったら5秒で外れました。

前に出会った大工さんが「業者と素人の違いの大半は使っている工具の違いだよ」とおっしゃっていたのですが、その言葉を痛感した次第です。

ということで、固着して外れないカバーナットにはコーナーレンチがオススメです。

コーナーレンチを使ってぜひ快適な食洗機生活を!