ガソリン税、正式名称”揮発油税及び地方揮発油税”。
現在は1Lあたり53.8円が課せられている。
1979年から税額は変わっていない
1Lあたり53.8円という税額は1979年から固定されている。
レギュラーガソリンが1L100円の時は半分以上が税金だったわけです。
消費税やタバコ税が段階的に引き上げられていることに比べると、ガソリン税の引き上げは行われていないので、ある意味で良心的という印象を持ちます。
現在はガソリンはライフラインでもある
田舎に行けば行くほど車がない生活は不便です。
公共交通機関は整っていないので、車がないと買い物に行く、通勤するなどの基本的な生活が困難になる地域が多々あります。
そういう意味でガソリンというのはライフラインでもあり、ここを値上げするというのはハードルが高いのでしょうね。
EVが普及すればガソリンはライフラインではなくなる
日本でも欧米に遅ればせながらEVの普及に力を入れています。
世界的なEVへの流れはもう止まりません。
(参考:電気に囲まれる時代がやってくる)
EVの普及が進めば、もちろんガソリン依存度が減るわけです。
脱ガソリンは環境に良い
これまた当たり前ですが、ガソリン利用が減ればCO2排出が減るし、大気汚染も少なくなります。
また、いちいち危険なガソリンを車に積んで持ち運ばなくてもよくなるので、物理的なリスクも低減できます。
ガソリンはタバコと同じ運命をたどる
タバコは体に有害であり、周りの人にも有害ということで近年では休息的に立場が弱くなってきています。
タバコへの風当たりが強くなるにつれてタバコ税が引き上げられてきたように、今後ガソリンへの風当たりが強くなるにつれて税金が引き上げられていくと思います。
また、EV普及の観点からもガソリン税を引き上げることでEVに乗り換えるインセンティブをつける動きがでても不思議ではないと思います。
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