今年は4年に一度のアメリカの中間選挙。
よく言われるのは”中間選挙に向けて株価が下がりやすい”と。
ゴールドマンサックスも中間選挙を理由に今後の株価が冴えないというレポートを出しています。
こういう統計データやアノマリーというのは意外とアテになるなというのが個人的な思いで、僕自身アノマリーを投資戦略に取り入れることが多々ある。
ただ、単純にアノマリーに合ってるから株を売ろうとかそういう短絡的な決断、行動をしません。
ということで、今日は2018トランプ政権が迎える中間選挙を検証して株価の動向を考えてみようと思う。
目次
中間選挙はトランプ政権に対する中間成績表
中間選挙の基本を理解するための要点
- 大統領の任期は1期4年間(最大2期まで行える)
- 中間選挙は1期の真ん中(2年目)で行われる
- 中間選挙は基本的に11月の第一火曜日に行われる
- 下院の全議席と上院の1/3議席が選挙の対象
単純に考えれば、トランプ政権に合格点を出しているのなら共和党が勝つだろうし、トランプ政権に不満を持っているなら民主党が勝つという構図になる点から、中間選挙はトランプ政権への半期の通信簿のようなものだ。
今年に関していえば、上院で改選される議席1/3の多くが民主党の議席なので、共和党にとっては有利な中間選挙ということになる。
(トランプ政権の通信簿という観点からみると、下院の結果が重要)