(前提1)家族4人、オール電化、電気自動車所有、太陽光10kwh設定済み

ガスは使っていません。

給湯はもちろんエコキュートです。

(前提2)スマートライフではなく従量電灯契約を結んでいる

太陽光を設置している関係でスマートライフより従量電灯の方がお得になっています。

この辺りに記事を参照してください。

実際に、2023年3月4月実績で、買電から売電を差し引いた額はプラスになっています。

値上げ後の2023年6月以降の料金をおさらい

電気料金=基本料金+(電気料単価+燃料調整費+再エネ課金)x使用電気量

で計算されます。

再エネ課金はどこも同じと仮定して、今回は比較しません。

東京電力 従量電灯

基本料金:10Aもしくは1kva当たり295.24円

電気量単価:

0kwh〜120kwh 30円

121kwh〜300kwh 36.6円

301kwh〜 40.69円

燃料調整費(2023年6月) −1.78円 政府の激変緩和措置は含まず(以下同じ)

Japan電力

基本料金:無料

電気料単価:

0kwh〜400kwh 27円(しごとプランの場合は28円)

401wh〜 26円(しごとプランの場合は27円)

燃料調整費(2023年6月) 0円

この比較だけですでにJapan電力の方が安いことがわかります。

燃料調整費という罠

世界的なインフレ、ロシアのウクライナ侵攻によって、身近で最も影響を受けたのは電気料金という人もいるでしょう。

特に新電力はもろに影響を受けて、もう新電力は懲り懲りという人も少なくないのではないでしょうか。

実際に、燃料調整費が現状のピークだった2022年12月の値を比較すると

東京電力従量電灯:5.13円※上限

Japan電力:18.36円

となっており、3倍以上の差があります。

我が家の場合、1ヶ月400kwh程度使うので、1ヶ月で5000円強の差となります。

また世界情勢が不安定になり原油価格が上がれば、同じような状況になるリスクはあります。

リスクがあっても乗り換えた理由

10kva契約の我が家では基本料金無料が魅力

我が家では10kva契約しています。

東電だと基本料金だけで2950円程度かかります。

これが無料になるというのは大きいです。年間35400円ですから。

燃料調整費は下落傾向にある

過去10年程度と短いデータだけですが、燃料調整費が上がったのは2022年末〜2023年初の期間だけです。

現状、着実に下落基調にあります。

世界的インフレも落ち着き原油価格も低位安定

一時的1バレル100ドル程度だった原油価格は現在70ドル程度で安定しています。

世界的なインフレも落ち着きを取り戻している現状です。

契約解除手数料が3000円

Japan電力は1年契約ですが、契約解除手数料3000円で解約できます。

3000円はうちの場合基本料金1ヶ月分とほぼ同じです。

最悪、また燃料調整費が爆上がりしたとしても、3000円払って東電に戻せばいいか、と思っています。

Japan電力の評判は未知数だけど、試してみる価値はあり

と判断しました。

燃料調整費が爆上がりするケースを考えても、損は1万円以内に収まると思っています。

一方、基本料金分だけで毎月3000円得するので、3ヶ月〜4ヶ月続ければ得が出るんじゃないかと思っています。

もちろん、会社の評判がわからないので他にも不都合があるかもしれませんが、様子をみるつもりです。

また報告します。