僕は個別株への投資をしていたり、しがないけど実際に自分でも経営していることから、大きい会社から小さい会社まで様々な企業を見るのが好きだ。

まるでネットストーカーのように、その会社のことを調べたり経営者のことを調べたりしている笑

今回は第一弾として、メディウィルという会社を勝手に紹介したい。

個人的に調べただけだから、不正確な情報があってもそこはご了承を。

会社概要:メディウィル

メディウィル

https://www.mediwill.jp

経営理念:すべてのパートナーの心身共の健康と幸せを追求し、大切な人の健康を守るお手伝いをする

詳しくは知らないが、メディウィルの”メディ”はメディカルからきており医療系のサービスをしているのだろうと想像がつく。

主な事業:医療情報を扱うメディア事業と医院向けHP制作などのソリューション事業

主な事業は、町医者向けのホームページ制作と医者などから情報提供を受けた”いしゃまち”という医療情報を扱う情報サイトを運営している。

例えばこんな記事がいしゃまちにはある。

https://www.ishamachi.com/?p=75388

この記事はなごみクリニックの武井先生が実際に監修して書かれている。

おそらく、なごみクリニックはHP制作の事業でメディウィルと取引がありそこからの繋がりで記事の監修もしているのだろう、と想像がつく。

社長は親が医者、自身はゴールドマンサックス出身

僕が知る限り、城間社長の親は歯医者であり、自身は新卒でゴールドマンサックスに入社している。

2006年、ホームページ制作で事業開始

医療業界はITの導入が遅いというイメージがある。

2006年ならなおさらで、オリジナルのホームページを持つ町医者は少なかったと思う。

自身の親が医者ということもあり、まずは自分の親の病院や親のネットワークを活かした病院でのホームページ制作を行い実績を積み、徐々にクライアントを増やしていったのだと思う。

医者との繋がり、ネットワークを活かして医療情報ポータルサイトを立ち上げ

ホームページ制作という切り口で医者との繋がり、ネットワークを気づいたところで、協力してくれる医者のサポートを受け医療情報のポータルサイト”いしゃまち”を発足。

このポータルサイトではアドセンス等の広告収入やこのサイトから提携している病院への誘導を行っている。

医者をターゲットにしつつも味方につけた点が素晴らしい

医療という業界は、顧客としては申し分ない存在だと思う。

収入水準が高い上に安定しているので、顧客レベルは高いだろう。

また、医者は医療知識以外は疎いことが多いので、ITという切り口から集客のサポートをして、今度はその医者を仲間にしたのも素晴らしいと思う。

僕ら一般人からすると、医療の知識というのは何が正しくて正しくないのかわからない、もっというと正しい知識も正しくないと思っていたり、正しくない知識を正しいと思っていたりもする。

そういうった情報を”医者の監修”という所謂お墨付きをもらって提供している付加価値は大きいだろう。

目の付け所と先見性、突破力

ホームページ制作や情報のポータルサイトなどは決して新しい技術でもなければ新しいサービスでもない。

でも、それを医者向けに始めたこと、2006年に始めたこと、医者の業界に切り込むことが出来たこと、などが純粋にすごいと思う。