好き嫌いはあるにせよ、シニア向けのビジネスは今後伸びると思う。
特に”健康なシニア”をターゲットにしたビジネスが伸びて行くんではないか。
「健康寿命を伸ばそう」という掛け声はあちらこちらから聞こえるようになってきたし、よく見渡すと周りには健康なおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいる。
今でも十分健康寿命は長いんじゃないの?と思ってしまう。
そうなると、健康寿命を延ばす事を目的としたビジネスではなく”健康なシニア”をターゲットにしたビジネスの需要が今後増えていくんではないかと。
シニア同士の交流が深まるマンション
- 部屋にはキッチン、お風呂、トイレがあってプライベート空間が確保されている
- 必要最低限の広さで掃除がしやすい
- マンションには共有スペースが充実しており、住人同士の交流が深まりやすい
- 1階はコインランドリーやレストランが併設
- 徒歩圏内でほぼ全ての用事が済ませられる立地
こういった条件を満たすマンションってシニアに需要がありそうだなと思う。
夫婦2人で住むシニア、もしくは一人暮らしのシニアは、広い家に住むのは掃除やメンテナンスが大変だし。シニアだけで暮らしていると何か会った時に誰も気づいてくれない可能性がある。
公共性とプライベート性が融合したマンションこそシニアには向いているんじゃないかと思う。
すでにある老人ホームの存在
しかし、調べてみると既存の老人ホームがだいたい上記の条件を満たしている。
しかも調べると稼働率は100%のところが多い。
そこまで新しい概念ではないようだ。
老人ホームに特化したREITの存在
さらに言えば、老人ホームに特化したREITが日本には3銘柄存在している。
- 日本ヘルスケア投資法人(証券コード3308)
- ヘルスケア&メディカル投資法人(証券コード3455)
- ジャパン・シニアリビング投資法人(証券コード3460)
現物の不動産を買ったほうがレバレッジが効いて儲かったときの実額が大きくなるが、元トレーダー的なリスクの取り方だとREITがあるならそっち方がいいじゃん、って考えになってしまう。
このあたりが僕が実業家としてレベルを上げきれていない点だな、と思うのだけど、REITはREITで悪くない選択なので、タイミングを見て3銘柄のいずれかもしくは全てを買おうと思う。
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