昨日はアメリカのCPIが発表されました。

ここもと、アメリカの物価上昇がピークを過ぎたとの観測で、リスク資産に底入れの兆しが見えていました。ナスダックなんかは5連騰していました。

しかし、予想に反しCPIは大幅上昇しており、9月FOMCで1%利上げの折り込みが30%程度まで跳ね上がりました。

市場が折り込む利上げ到達水準も4.3%と前日から28bpも上昇しました。

これを上けて、リスク資産は軒並み上がり、ドル高が進行。

すでにFOMC前のブラックアウト期間に入っていることから、来週のFOMCまでは不安定な値動きが続くことになりそうです。

一方、注目したいのは、長期の期待インフレは低下しているということです。

9月はアノマリー的にも株は下がりやすい時期ですが、今後は下がったところを焦らず拾っていく姿勢を見せてもいいかも、と考えています。