昨晩の雇用統計は、雇用者数が予想を上回ったもののの前月から伸びは鈍化、平均時給も前月から鈍化しており、インフレ抑制という観点からはポジティブに見える。

また、労働参加率も上昇していることから、今後の賃金抑制につながると考えられる。

この結果を受けてアメリカ金利は短期ゾーン中心に低下、実質金利も名目金利以上に低下しており、期待インフレ率の若干の低下が織り込まれている。