昨日の米国市場は、株高、金利は小幅上昇、ドル円は小幅上昇となった。

注目されたFOMCは予想される中で最もタカ派の内容。

インフレが「一時的」という文言は削除、

2022年に3回の利上げ、23年も3回の利上げ、22年は2回の利上げ

テーパリングペースを加速し2023年3月に終了スケジュールになった。

一方で、パウエル議長は会見の中で

「テーパリング中の利上げはなし」

「QR(資産縮小)の議論はした」(が踏み込んだ内容はなし)

と発言。

タカ派に変わりはないが、マーケットが懸念しているQT議論は進んでいないと思われることなど、想定以上のタカ派内容になっていないことで、株は反発している。

利上げも年3回のペースは、通常よりも遅いペースであり、実質金利も下落、この辺りはしばらくリスク資産のサポートになりそうだと考える。

一方、ドル円は日本の政策次第ではあるが上値が重くなると考えている。