昨晩の米国市場は株安、金利高、ドル高となった。
FOMCを前に、FRBのタカ派化を警戒した動き。生産者物価指数が過去最大の伸びになったのも影響しただろう。
5年実質金利は−1.5%を割れて直近高値となっている。
足元のインフレは確かに高い。
しかし、このインフレの要因が供給側にあることは誰もが認めるところ。
中央銀行の金融政策で解決できる問題ではない。
ただ、初動が遅れると、FRBが後追いだと判断され信任が低下するので、何かしらの行動が必要だ。
予想されている通り、テーパリングの加速で来年早期に利上げやQTなどの選択肢が可能になる状況にするのは確かだが、それ以上のタカ派化があるのかが注目、Fedとしても難しい舵取りになるだろう。
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