昨晩のアメリカ市場は、株がグロース株中心に反発、金利は低下、為替は最終的にはドルと円が売られる展開だった。

ヨーロッパ時間に入りロシアのウクライナ侵攻が伝わると、ヨーロッパ株中心に株は下落し、為替もリスク回避の円買いドル買いになったが、アメリカ時間には、株も為替も反発した。

欧米のロシアへの制裁は今の所SWIFT排除の選択肢は取っておらず、これはSWIFT排除を行うとますますエネルギーと穀物の値上げを助長し、欧米国民がその代償を払うことになることを懸念していると思われる。

アメリカはウクライナへの軍事派遣も否定しおてり、またウクライナ首都キエフの陥落も近いと報道されており、目先はロシアというかプーチンがどこで矛を収めるかが焦点。

皮肉な話だが、早期に収束すれば、アメリカの利上げ期待の若干の緩和もあり、株式市場にはポジティブになる可能性がある。