昨晩のアメリカ市場は、SP500とナスダックが小幅上昇、ダウが小幅低下、金利は長期ゾーンが小幅低下、為替ではドル高、円高が進行。

基本的には来週のジャクソンホールでのパウエル議長の講演待ちで動意に乏しい展開。

市場の注目は、テーパリング決定が9月になるのか11月になるのか、という点だろう。

コンセンサスとしては11月決定、最近FRBy要人からはタカ派発言が相次いでいるが、パウエル議長はこの流れを打ち切ってハト派色を出せるかに注目している。

テーパリングと利上げを分断、テーパリングの速度は状況によって可変ということをマーケットに認知させれらるかがキーになるだろうと思っている。

日本だけでなく、世界的にデルタ株が猛威を奮って感染者を増やしている。これは地味にマーケットの雰囲気を悪くしている。