昨晩のアメリカ市場は金利が小幅低下、ダウトSP500が上昇し最高値更新、ナスダックは下落した。

先週末のミシガン大学態度指数が大幅に低下し市場を驚かせた。

特に期待指数の低下が大きく、デルタ株への不安が消費者心理に影響を与えた格好だ。

これを受けて、良い雇用統計の金融引き締め観測が一気に縮み、金利が大幅に低下した。

ただし、週が明けた月曜日の相場で混乱はひきづらず、今後のパウエル議長の講演やジャクソンホールに注目は移っていくだろう。

現状、アメリカのエコノミストにより9月のテーパリング決定の予想は、43人中26人と半分強、ジャクソンホールで9月のテーパリング決定を示唆したら、それはサプライズになる水準だと思っている。

また、最近はFedメンバーのタカ派姿勢が増えているので、パウエル議長はテーパリングと利上げに分断させることも重要な仕事だと考えている。