トライアスロンを本職としている市民アスリートです。

かれこれ10年程度アディゼロシリーズを履き続けていまして、ナイキの厚底がもてはやされる中、ブレることなアディゼロが好きで、練習でもレースでもアディゼロを使っています。

そんな僕が昨年から様変わりしたアディゼロの個人的な感想をまとめます。

ちなみに、プライムX、アディオスプロ、ボストン10、ジャパン6、タクミセン8、全て持っています。

万能シューズのアディゼロボストン10

もっともよく履いているシューズです。

26.5cmで280gくらいある重いシューズですが、重さを感じずに走ることができます。

ボストン9までは重さが気になって使っていませんでした。

重さが気にならないのは、ライトストライクプロはもちろんエナジーロッドのおかげだと思っています。

アディオスプロやプライムXは、ライトストライクプロの存在感が大きすぎてエナジーロッドの効果を感じにくいのですが、ボストン10がここまで重いのにスムーズに足を運べるのはエナジーロッドが生み出す誘導感のおかげだと感じています。

僕はジョグはもちろんインターバル練習でも使っています。

アディオスプロ

通常はレース用のシューズですが、僕は市民アスリートだしトライアスロンが本場なので、レースでは非公認のプライムXを使っています。

なので、アディオスプロはインターバルやレペティーション練習で使うことが多いです。

特にトラック練習で使っています。

もう厚底しか履かなくなったので、アディオスプロの厚さではコーナーへの不安は無くなりました。

プライムXだと厚底すぎてコーナーが怖いので、コーナーが多いレースではアディオスプロを使います。

ナイキズームXとの違い

ここで、ナイキとの違いで個人的に感じていることを書きます。

ナイキのズームXはライトストライクプロと比べてもかなり柔らかいと感じます。

そのため、クッション性に優れていますが、ズームX自体の反発性はライトストライクプロとり劣ると感じています。

しかし、ナイキの優れたところはやはいrカーボンプレートで、ズームXの劣る反発性を完全に補っています。カーボンプレートの誘導感も素晴らしく、ズームX x カーボンプレートの組み合わせはクッション性と反発性の両面で完璧なのではと思えてしまいます。

反面、耐久性が弱いという弱点があり、コスパが悪く僕的にはあまり使いたくありません。

アディダスのライトストライクプロはそれ自体が、クッション性と反発性に優れており、耐久性もあります。

ライトストライクプロを活かすために、重心の真下で着地し反発性をより高める走り方をすることを心がけています。

プライムX

僕のレース用のシューズです。

26.5cmで260g程度とレース用としてはかなり重いシューズですが、

日頃ボストン10で練習していることや厚すぎるライトスロライクプロのおかげて重さをあまり感じません。

よく表現されている言葉ですが、本当にふわふわです。

履いた瞬間から全てのシューズとは別物だとわかります。

あまりにもふわふわなので、少し路面が悪いところを走るのもぐらつくんじゃないかと不安になります。

接地に集中しないと、体を安定させるためにいつもとは違う筋肉を使ってしまい逆効果にもなり得ますが、正しく接地できればスピードを維持しやすく楽に走ることができます。

また走っていて楽しいという効果もあります。

タクミセン8

こちらも素晴らしいシューズです。

軽さ、クッション性、反発力、どれもクオリティが高いです。

厚さは33mm程度と以前のタクミセンと比べるとかなり厚いですが、接地感は強く感じられ、以前の薄底と同じ感覚で履くことができます。

プライムXで重さを感じないと言っても、やはり足とシューズが別物だと感じるし、特に足裏の下に大きなソールがあるので、足でソールを運んでいる感覚はあります。

それに比べてタクミセンは軽いので足とシューズが一体になった感じがします。以前の薄底シューズと同じ感覚です。

それでいてクッション性と反発性があるのでとても良いです。

以前のようなシューズが好みなら、このタクミセンセン8が最上級のシューズになると思っています。

ジャパン6

タクミセン8が出るまでは正直使い道のわからないシューズでした。

軽さはあるものの、クッション性は以前のブーストフォームとあまり変わらず、

反発力もそれほどあるわけではありません。

グリップ力や接地感は強く、自分の足で走っている感覚はかなり強いので、そういうのが好きな人にはいいのですが、僕は厚底のふわふわ感が好きなので、ランニングでは使っていません。

タクミセン8が出たことにより、タクミセン8の練習用としての位置付けとして有効かと思っています。

僕はレースをプライムXで出るので、ジャパン6はスニーカー代わりに使っています。

 

以上、新作アディゼロシリーズの個人的な感想でした。

何かの参考になれば。