僕は最近エネルギーを捨てるという考え方を持つようになりました。

電気を捨てる・・・どいうこと?という感じですが、SDGsが重視される今後の世界では重要な概念になってくると思っています。

生活の中に溢れているエネルギー

僕らの生活はエネルギーがないと成立しません。

朝食を作るのにも火を使い加熱し、照明をつけるのも電力を使います。

スマホを使うにも何をするにもエネルギーは必要で、エネルギー源が電気なのか、ガスなのか、ガソリンなのか、それは色々ありますが、最終的に生成されたエネルギーがないと何もできないことに変わりありません。

使う分だけ生成するエネルギー

これらのエネルギー、基本的には使う分だけ作ります。

朝目玉焼きを作るときは、目玉焼きを作る時だけ火をつけますよね。

料理が終われば火は消します。

照明も明るいときは消すので使う時だけ電気を消費していることになります。

もちろん明るい時もつけっぱなしであれば、これは無駄遣いでありエネルギーを捨てていることになります。

車とお風呂

日常生活の中で、大きなエネルギーを使う場面というのは、車とお風呂です。

車は動かすためにガソリンを燃やしてエンジンを動かします。もしくはEVであれば貯めた電力を使います。

お風呂は、大量の水を温めるためにガスを燃やします。

車とお風呂は大量のエネルギーを捨てている

車は発進する時にガソリンを燃やしてエネルギーを作りますが、信号が赤になり止まるときはブレーキをかけて止まります。これは、折角作ったエネルギーを一旦強制的に0に戻してしまう行為です。

ブレーキをかけなければアクセルを踏まなくても惰性でどんどん進んでいくのは容易に想像できると思います。これは車がエネルギーを持っているからです。

ブレーキというのはこのエネルギー消す行為です。

もちろん安全のために必要なことです。

ですが、100年前から変わらないこのエネルギーを捨てるとい行為は大いに改善の余地があると思います。

回生ブレーキ(エネルギーを吸収しながら止まる)は今後もっと広く普及して然るべき技術です。

お風呂に関しても同じです。折角温めたお湯を温かいうちに捨てることが多いです。

これも仕方ないことなのですが、現在の技術であれば残った熱エネルギーを吸収することは可能です。

作ったエネルギーは吸収して再利用する時代

エコにおいて無駄遣いをなくすことはもちろん大事ですが、

同時に今まで無意識に捨てていたエネルギーを回収するという概念は今後もっと一般的になるべきだと思います。