昨晩のアメリカ市場は株が続落、金利は小幅低下、為替はドル高円安となった。

先週末の雇用統計は雇用が伸び悩む中、供給制約で賃金は高止まりという、予想シナリオの中では最も悪いケースとなった。

しかし、その後のFed要人の発言、例えばクラリダ副議長の発言を見ても、11月のテーパリング決定は不変のように思える。

足元の経済指標はスタグフレーションの懸念を想起されるも、金融環境は悪化するので、株に資金を向けづらい。

Fedが引き続きテーパリング方向で金融政策のスタンスが変わっていないことを見ると、景気の見通しは楽観しているだと考えていいのかもしれない。

そう考えれば、押し目買いが正当化されるが、果たして今後どう動きか・・・