前回の投稿からだいぶ期間が空いてしまったが、

年末年始、そして年初の動きは基本的に株安、金利高。

FRBが3月に利上げすることはほぼ織り込まれているが、最近の株安の主因はQTへの警戒感だと思っている。

アメリカはすでにインフレ率が7%にもなっていて、さらに失業率は3.9%、人件費の高騰も続いており、完全雇用が達成されているとの見方もできる。

前回の正常化(2015年)とは違い、早急に正常化をしていかなければいけない状況なので、利上げからQT(バランスシートの縮小)まで相応の期間を空けることができないと考えている。

実際、パウエル議長は年後半のQT開始についてすでに触れている。

FRBは現在想定されている以上にタカ派になる可能性は以前残されており、これが株式市場の重石になっていることは間違いない。

1月FOMCはもとより、テーパリングが終了し利上げの開始されるであろう3月のFOMCあたりまで不確実な情勢は続くかもしれない。

 

一方、グロースからバリューへシフト、と最近よく言われれが、個人的には引き続きグロース株に長期投資していきたい。

ただし、本当に成長できる企業だけに銘柄選びはさらに厳選する必要がある。