2022年初、僕はもっている株の大半を売りました。
株が下がりそうだという予想もあったし、個人的な都合で現金が必要だったので、株を売って現金を作りました。
現金が必要な案件もひと段落したこともあって、2022年末からは株を少しづつ書い始めています。
買っている銘柄は
- マイクソフト
- テスラ
- アップル
- ソニー
- VTI
- VIG
あたりです。
底打ちがいつかなんて特定することは難しいので、今は買う時期だと踏んでまばらに買っています。
基本的には、成長性を見越しての買いです。配当は当てにしておらず値上がり益重視です。
僕が今、株を買う時期と見ているので以下の通りです。
アメリカのインフレはピークを打ったとの見方
依然サービス業での人手不足は続いているようですが、生産者物価や原油価格などを見てインフレのピークは過ぎたと僕も思っています。市場のマジョリティもそうだと思います。まだ確かではありませんが。
これを受けて、Fedの金融引き締めの勢いもピークを打ったと考えています。2月FOMCでの利上げ幅はこれまでの75bpから25bp(もしくは50bp)に減速するとの見方が一般的です。
リストラは企業にとってはプラス
最近では、アメリカ企業のリストラのニュースを多く見ます。
テスラなどでは昨年後半からリストラを始めていました。
リストラのニュースを見ると、景気が悪いんだな、と実感しますが、アメリカ企業の場合は少し様子が違い、
景気の悪化を見越して先にリストラを行うことが多いです。
つまり収益が落ちるから先にコストをカットしておくわけです。
結果、企業が受けるダメージは最小限に止まり、業績見通しが改善したら再び雇用を増やすわけです。
実質金利が低下傾向
アメリカの実質金利は2022年10月後半をピークに下落傾向にあります。
これをFedの金融引き締めの勢いが緩んだことに起因しているわけですが、実質金利は株価との相関が高めです。
今後インフレ期待が低下していくと、実質金利も下がりにくくはなりますが、名目金利も下がっていくので、実質金利が再び上昇に転じる可能性は少ないと考えています。
本格的な景気後退はこれからだけど、株は先に底を打つ
株価というのは基本的には先行指数です。
景気悪化してから下がるのではなく、景気悪化を見越して下がるものです。
上がる時も、景気回復してからではなく、実際の景気より先行して上がっていきます。
今回の景気後退局面では、過去の同じ局面より早くから株価が下落し始めており、これ以上の下落はオーバーシュートになるんじゃないかと思っています。
特に、これからも人々の需要に応えていける企業の株がすでに十分買っていい水準にあると考えています。
ピンポイントに、どこが底だったかというのは、2〜3年後に振り返らないとわからないので、時期をずらして定期的に買っていくスタンスを今年前半は続けていこうと思っています。
中国リスクを気にして、長期保有はしない可能性あり
通常だと、僕は株を一度買えば持ち続ける方針ですが、今回は中国リスクと言いますか、台湾リスクと言いますか、
台湾を舞台としてアメリカと中国の戦いが始まるリスクを恐れています。
これは、経済的にも現在のウクライナ戦争の何倍もの影響を与えると考えており、無闇に株を持ち続けているのもリスクがあると思っています。
とりあえず、2023年は1年終わってみれば株が上がっていたという状況になることを予想して、今年前半は株を買おうと思っています。
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