日経「顧客の46%は損失を抱えている」

今朝の日経にこんな記事があった。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33694620R00C18A8EA1000/?nf=1

こんなに環境がいい相場で損失を抱えてるなら、自身の投資のセンスを一度疑ったほうがいいと思う。そして何かしらの改善のアクションを取るべきだと思う。

そもそもその投信どこから買ってるのかな?

銀行で買ってるなら、それも相当センスないし負けてしかるべきと思う。

銀行の投資信託のダメなところ

銀行の投資信託販売はダメなところがたくさんあって、いいところはほとんどない。

ラインナップが少ない

よく「厳選したラインナップ」とか言って、◯◯銀行が厳選した商品しか扱ってないので安心ですなんてセールストークを聞く。

この言葉はある意味正しいと思う。

「(銀行が儲かる商品を)厳選したラインナップです」

銀行員は完全に相場の後追い

銀行員の99%はマーケットに興味はない。

あるのはノルマを達成することだけ。

なので、マーケットも後追い後追いで上がりきったものが今一番良いもの、と判断している。

そしてそれをお客様に進めるから、あとはもう下がるだけ。

相場にはこんな格言がある。

悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

銀行員は後追いなので、せいぜい楽観の中でお客様に進めているはず。

なので少しだけ幸福感を味わえるかもしれないけど、幸福に長く浸りすぎているとすぐに悲観がやってきますよ。

銀行で買ったら自由に売買できない

銀行で投資なんてしたら、自由に売買できなくて散々だよ。

注文はいちいち銀行員を通さないといけないし、銀行員が書類を忘れてくるかもしれない(銀行員の業務は膨大だから投信なんかのプライオリティは低く書類の不備は往往にしてある)。

ただ売りたかっただけなのに、「換金して得たお金で次はこれを買いましょう」なんて勧められる。

色々と不自由であることは間違いない。

銀行から投信を買っていいのは銀行と付き合いたい人だけ

銀行で投信を買う目的は、銀行との付き合いを大切にすることだけ。

決して、それで儲けようなんて考えちゃいけない。

担当にいつもお世話になっているんだったら、お駄賃代わりに投信や年金保険を買ってあげるのはいいかもしれない。