車のナビは、AppleCarPlayで十分、というより、Apple CarPlayが総合的に一番良いと思うので、純正ナビはつけず、Pioneerの2DINカーオーディオFH−8500DVSをネットで買って自分でフリードに取り付けました。
FH−9400DVSというのと少しだけ迷ったけど、主な違いはボタンの配置くらい?
8500が左側に縦にボタンが付いており、9400は下側に横にボタンの配列がある。
どっちを買ってもつけ方は同じなのでお好きな方を選んでください。
ちなみに、操作は画面をタッチするか、ハンドルについているステアリングリモコンのボタンで行うので、カーオーディオのボタンはほぼ使いません。
取り付けに必要な物一覧
・カーオーディオ本体
・取り付けキット
KJ-H62DEはパイオニアのカーオーディオをホンダ車につける際に必ず必要なので必須です。
KK-H301BAはホンダの純正バックカメラとパイオニアのカーオーディオを接続する際に必要です。バックカメラをつけた方はこれがあるとギアをRにした時にモニターにバックカメラの映像が映ります。必要なら買いましょう。
KJ-H102SCはホンダ車のステアリングリモコンとパイオニアのカーオーディオを接続する際に使います。ステアリングリモコンを使いたい場合は買いましょう。あると便利です。
・USB変換ケーブル
これがないと車に付属しているUSB端子にiPhoneを繋いでも、ナビと接続できません。Apple CarPlayを使いたいなら必須です。
・ソケットレンジNo10
写真ないですが、レンチです。バッテリーのマイナス端子を外すときに、ネジを緩めるのに使います。
・内張剥がし
インパネを剥がすときや、ギアのシフトロックを解除するときに使います。
・プラスドライバー
ネジしめに使います。
・養生テープ
内張剥がしでインパネを外す際、インパネを傷付けなたいめに養生テープを貼っておくと後々後悔しないと思います。
傷ついてもいいならなくてOKです。
取り付け方
概要と個人的に戸惑った部分を重点的に買いていきます。
①ボンネットを開けバッテリーのマイナス端子を外す
ボンネットはハンドルしたのレバーで開きます。
ボンネットが開いてもロックがかかってるのでそのまま上に持ち上げても上がりません。真ん中あたりに手を入れると金具みたいなのがあるので横にずらせばロックが外れます。
バッテリーのマイナス端子外し方はGoogleで検索するとたくさん出てくるのでそちらを参照してください。
ネジを緩めて外すだけです。
②ギアのシフトロックを解除し、ギアをDにする
左写真のように、カバーを外します。
外したら棒のような物を押し込むとボタンを押せるので、押した状態であればエンジンをつけていなくてもギアを動かせるようになります。
これでDにしましょう。
Pに入っているとシフトハンドルが邪魔でインパネが外れないからです。
ハイブリッドの場合はこの作業は必要ないかもしれないです。
③インパネを外す
写真のように、ナビがつく場所の下あたりの溝に内張剥がしを入れ、板を剥がします。
この際、内張剥がしでパネルが傷つくので養生テープを貼るといいと思います。
僕は貼らなかったので傷だらけになりました。。。
左の写真が、外した板のような物です。
これを外すと、ナビを取り付けるインパネを外せます。
右写真のちょうど手のあたりにインパネのツメがあるので、そのあたりに内張剥がしを入れツメを外します。
ツメは全部で6箇所くらいあった気がしますが、1つ外れればその流れでもう2、3個外し、後は簡単に外れます。
この作業、インパネを破壊しない程度の力が必要だった気がします。
④配線
僕は家の中でカーオディオにつけれる配線は付けちゃいました。
車の中でやっても問題ないです。
外したインパネとカーオディオをくっつけます。
後は配線をしていくだけです。
基本的には同じ色の配線を繋げていくだけです。
コネクタ同士合わないものは物理的に接続できないので、合うものと繋いでいくだけです。何度も言いますが、基本的に同じ色同士を接続していきます。
少し苦戦した配線は以下。
紫/白のコードと若草色のコードの2つ。
片方がギボシ端子になってて、片方がエレクトロタップになってて繋いでいいのか少し迷いました。でも繋いで大丈夫です。
真ん中の写真のように、コードをエレクトロタップに挟んでペンチで強く押して接続します。
ACC給電に繋げなくてはいけない線が2本ある
ACC給電に繋げる線は赤い線です。
ACC給電、つまりエンジンがつくと給電され電源が自動的につく、これが接続できないと話になりません。
車体に繋げられるACC給電はもちろん1本、しかしカーオディオとバックカメラ変換アダプタにACC給電に繋ぐ赤い線があります。
これは、まずバックカメラ接続アダプタから伸びる赤い線と車体の赤い線をギボシ端子で繋ぎ、バックカメラ接続アダプタの赤い線についている分岐線とカーオディオの赤い線を繋げばOKです。
⑤インパネを元に戻す
これは基本的に③インパネを外すの逆をやればOKです。
多少追加の作業がありますが、説明書を読んでやれば問題ないです。
しかし、インパネを取り付けるときも多少力が必要でした。
⑥バッテリーのマイナス端子を戻してエンジンをつける
インパネを戻したら完成です。
バッテリーを元に戻してエンジンをつけて動作確認しましょう。
僕の場合、なぜかエンジンをつけてもしばらくはカーオーディオの電源がつかず困りました。
諦めて、普通に車を走らせていたら突然電源が入りカロッツェリアのマークが出てきました。
最初の給電には時間がかかるのかもしれません。その後はエンジンをつけたと同時に電源がつきます。
以上、フリードにFH-8500DVSの付け方でした。
Apple CarPlayも問題なく使えて、音楽を聴いたりナビを利用したり、ステアリングリモコンでSiriを呼び出しり、何もかもが問題なく使えてかなり便利です。
コメント
教えて下さい。
この方法で設置したら、ステアリングリモコンの通話ボタンも、使えますか?
返信遅くなってすみません。
通話ボタンも機能してます。
はじめまして。こちらの内容を拝見しまして、先日フリード新車にディーラーへ持ち込み取り付けてもらいました。
納車後、いざアンドロイドオートを使おうとしても反応しません。もう一度読み返したら、「USB変換ケーブル」が必要なのを見落としていました。
質問ですが、こちらのケーブルはiPhoneもアンドロイドもどちらのスマホでも問題なく使えますでしょうか?
ちなみに、あるYouTubeで素人の方がDIYでも必要と気づくケーブルなのに、プロの整備士さんは気付かないものなのでしょうか、、(涙)
返信遅くなってすみません。
Androidは使ってないので試して無いですが、基本的には同じ動作なのでAndroidオートも使えると思います。
ディーラーの人もなんでも知っているわけではなく、やったことのあることしか知らないので、
純正以外のナビの取り付けについては無知の人が多い印象です。
調べればわかるのでしょうが、最近は忙しい人が多いようでわざわざ調べてくれないので、自分で伝えてしっかりやってもらうしかないと思います。