昨晩の米国市場は株が大幅反発、金利は長期ゾーン主導で上昇、為替はユーロが反発、

全体的にこれまでの反発が大きく入った形となっている。

ウクライナ情勢に大きな進展はないが、ウクライナのゼレンスキー大統領がNATO加盟に固執しない姿勢を見せるなど、少しづつだが歩み寄りが見れる。

ウクライナ情勢の落とし所が未だ見当たらないことにには変わりないが、そんな中でアメリカのインフレ問題、中でも賃金インフレに関しては改善の兆しが見えてる。

先日の雇用統計では賃金上昇の伸びが予想を大きく下回っている。

離職者も減っており、これは賃金上昇を狙った転職が減っていると予想され、賃金上昇は昨年末あたりで上昇一服したんじゃないかという声も聞かれる。

現在、表面上はウクライナ情勢に覆われているが、根底では引き続きインフレが大きな問題になっている。

賃金インフレが落ち着くのであればFRBにとっては朗報だろう。